桜井昭二作品 №2

昭二2


こけしの箱を整理していたら、昭二工人の作品が何本か出てきたので、何回かに分けて紹介したい。私は伝統こけしのコレクターと言うよりも、ただの愛好家であるが、それでも長年月集めていると、欲しくて仕方がなかった、自分の気に入る伝統こけしさん達が、我が木童舎コレクションに入ってくれた。

この昭二工人の作品もその内の一本である。高さは18㎝と小さいく、作られたのが昭和31年頃のものである。岩蔵型でありながら、顔の表情は、昭二工人の個性が溢れている。

良い作品は木地の内側から弾けるような感覚を受けると言うが、この作品もご多分にもれず、頭部の木地は膨れ上がり今にも弾けるような印象を持つ。

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

伊藤松一?作品

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骨董市で入手した昭和20年代の作品。作者は伊藤松一工人のものであると考えている。伊藤松三郎、長一、松一の作者名が挙げられるが、松一工人の作で間違いないと思う。(底は鋸の廻し切り)

同じようなこけしが「日々こけ」blgに載っているので参照願いたい。昭和20年代の伝統こけしは、写真掲載資料が少なく、資料的(質の悪い絵具使用など)にも貴重で、大切に後世へと伝えてなければならないといえる。

五十嵐勇作品

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今年の秋に亡くなった五十嵐勇工人の伝統こけし。底を見たら「最初に求めたこけし」と書いてあった。今から四十数年前に最初に求めたものであり、この他に渡辺定巳工人のものも一緒に買っている。

私が最初に伝統こけしを意識したのは学生時代に、夜行列車(鈍行列車)で仙台駅に朝方着いた時、駅構内の観光ポスターを掲示するケースの中に、鳴子こけしが一緒に展示されていて、その伝統こけしを観た時に、「美」を感じたのが最初である。その時から一本、一本集め始めて、今では数千本になってしまった。

私は所謂、伝統こけしのコレクターではなく、伝統こけしが好きだけの愛好家である。今でもコレクターでなくて良かったと思っている。愛好家とコレクターとの違いは、執着度の違いだけであると考えているが、その違いが気違いにもさせることを経験から学んだ。

ただ、伝統こけしの発祥についての疑問は、伝統こけしを収集すると同じくらい、私の中では大きなウエィトを占めて、30年以上もその疑問を追求してきた。それもあと少しでまとめられるのだが、中々前に進めないでいる。

なにはともあれ、四十数年前に最初に求めた一本が、三十数年ぶりに出てきて、なお且つ、その伝統こけしが五十嵐勇工人の伝統こけしであったことは、亡くなられた五十嵐工人との縁を感じられずにはいられない。

桜井昭二作品 №1

山荘へ何度か訪ねたが、いつも元気で丈夫そうに見えていたので、亡くなったと聞かされたときには、言葉が出なかった。いつでも、いつまでも良い伝統こけしを制作し続けてくれると勝手に思い込んでいたので、強いショックであった。昭二工人の好きな作品は何点か持っているが、今すぐに取り出せるものはこの一点だけ。昭和20年代後半の作品であるが、哀愁感と静かな気品を控えめに表現するこの作品は私の好きなこけしの一つである。

桜井昭二作品
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