奥山広三作品 №2

最近入手した奥山広三作品。保存状態は悪いが、よい作品である。今まで首の部分が抜けているのは、ガタ木地の為かとも考えていたが、今回入手した作品を手に取り、その考えが間違っていた事が理解できた。抜け首にすることで、よりこの作品が引き立つようにと作られたもので、決して技術が劣る為ではない。少し細めの胴体と少し大きめの頭部とを結ぶにはこの抜け首の部分がなければならなかったように思える。
奥山1


顔の描彩も目の描き方は薄墨書きの技法を使い奥行きを出し、その表情に変化を持たせている。決して色落ちの為に薄いのではない。
奥山2


また、頭頂部の描彩にしても、その髷の部分に紅一点の飾りを付け、描き方に変化を持たせて、観るものに奥行きと動きを感じさせるように、描かれている事が分かるのである。
奥山3


頭頂部の描彩は、「国恵志堂さん」の作品とは若干異なり、より素朴な描き方がなされているように思えが、制作年代は決めかねる。なにはともあれ、木童舎コレクションに、この一点が入ってくれたのには、感謝にたえない。



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まとめ【奥山広三作品 ?2】

最近入手した奥山広三作品。保存状態は悪いが、よい作品である。今まで首の部分が抜けているのは、ガタ木

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